オンライン整体への想い

2020年06月20日
オンライン整体はこうしてうまれました
オンライン整体はこうしてうまれました

オンラインで整体?セラピストが体に触れずに整体できるの?


オンライン整体と聞いて、あなたはいぶしく思うかもれませんが、どうぞご安心ください。あしなてな整体は、ヨガや太極拳と同じようにオンラインでも安心して行える自助整体です。

従来型の”受ける整体”も素晴らしですが、オンラインで行う整体もまた皆さんの健康のために欠かせない、日々の暮らしに取り入れて頂きたい養生と私は考えています。

ここでは、私がどうやってオンライン整体を始めるに至ったかをお話しいたします。


COVID-19大流行がきっかけ。

私がオンライン整体の素晴らしい可能性に気付いたのは、2020年5月のこと。COVID-19大流行で”ステイホーム”や”ソーシャルディスタンス”という新しい言葉が、すでに世界中を席巻していました。私たちボディワーカーもクライアントと分断され、「非接触時代の到来?!」に不安な気持ちいっぱいで自粛生活を続けていました。

私がクライアントと会えない日々は同年3月から続いており、特に施設におられる方々とはコンタクトが途絶えていました。家族でない私には安否確認さえ許されていなかったからです。一方、在宅の患者さんとは電話連絡を取ることができました。私たちは久しぶりに聴くお互いの「声」に安ぎを感じ、お互いの様子を気遣いながら、少し体も動かしたりして、くつろいだ時間を過ごしました。そして電話を切るころには、双方の心が満たされ、体の感覚が少し戻ってきていることを確認し合いました。

私はその時、患者さんに直接手で触れることができなくても、患者さんの心身を調整するすべを見つけたような、嬉しい気持ちになりました。


冷静になって考えてみれば、今までも私は、お体に触れることが難しい状態にある患者さんには、香りや花々、会話や目配せ、朗読や音楽など、手で触れないケアを行ってきていました。

手で触れないケアは、手で触れるケアと同等の、素晴らしい時間を私たちにもたらします。患者さんの穏やかなお顔を見れば、ケアの効果が充分だったことを確信できます。

疫病流行・ステイホームという強いインパクトで失念していたそのことを、私は2ヶ月も経って、ようやく思い出したのでした。


患者さんのお体に触れられなくても、できることはたくさんある!

そう思ってからは、SARS-CoV-2がもたらした非接触時代が怖くなくなりました。それどころか、探究の範囲が広がった・私の可能性を広げてくれたという喜びや感謝まで湧いてきたのです。


私が非接触でも患者さんにできることがあるとようやく気づいた頃、ボディワーク業界でもzoomなどによるウェビナーが多数開かれます。世界中の著名な指導者・エキスパートの来日講座が、各国のロックダウンによってリモート出演によるウェビナーに続々と切り替え開催されました。彼らの来日講座費は通常なら1日数万円〜十数万円。しかしウェビナーなら(講師は自国にいるままなので)参加費はいつもの1/3〜1/2と超リーズナブル!

魅力的なのは価格だけではありませんでした。

クライアントと会えない・対面指導や対面診療ができない、という非接触時代に突然放り込まれたのは世界規模で起こっていること。

世界中にクライアントや生徒を持つエキスパートである彼らも、一介のローカルボディワーカーである私も、すべからく同じように、同じスタートラインに立って「よーい!どん!」で「いざ!オンライン」に適応する必要がありました。

触れられない、よく見えない、声が届かない、「右と左」がわからない?!、映らない、、、そんな状況に、彼らのようなワールドクラスのトッププロ達が、いかに素早く、いかに柔軟に、いかに楽しんで対応しているかをライブで感じることができたのです。これは本当に得難い体験でした。

また、メソッドだけでなくフィロソフィーを伝えることを重視す姿勢にも励まされましたし、オンライン上でのクライアントとの時間の過ごし方も学ぶことができました。


物理的には遠く離れていても、同じ時間を過ごすことで、得られることがこんなにあるのかと感動しました。


世界のボディのエキスパート達が共通して伝えてくれたこと。

COVID-19大流行が参加機会をもたらしてくれた、世界のボディエキスパート達のウェビナー。その中で彼らが共通して言ったことがあります。


「オンラインは、ボディワーカーの活躍の場を広げた。なぜなら、ほとんどの痛みの緩和にはエクササイズが有効だからだ(エビデンスも最も多い)。我々に必要なのは診断と治療よりも、クライアントに必要なエクササイズを見抜き指導すること。これはオンラインでもできることだ。」


この考え方は、私に大きな勇気を与えてくれました。体は離れていても、ケアはできる。オンライン整体はきっと理解される。そう思えたのです。


対話、香り、呼吸、穏やかなストレッチ、温あんぽう。そして、患者さん自身の「手」。

あしなてなケアonline(オンライン整体)では、患者さんのご様子をゆっくり聞くこと、香りをお届けすること、呼吸によって体の内側から筋骨格や組織にアプローチすること、物理的に温めること。穏やかなな皮膚のストレッチやタッチングによって、めぐりを良くすること等を組み合わせて、効果的にケアします。

これらを主に行うのは、患者さん自身の手です。手は素晴らしい仕事をします。ゴットハンドは、みなさんの手にも宿っています。


手で触れられることの尊さは、お別れを経験するたびにその重さを増していきます。死別直後などは誰かに手で触れるたびに「冷たくない」ただそれだけのことに涙してしまうほどです。体温や肌の弾力といった生命の息吹に直接触れて感じられることは、なんて素晴らしいことでしょう!なにより、手で触れることはとっても簡単です。


この素晴らしい「手で触れる」という行為を、自分自身にも向けてみませんか?


私はみなさんに、ぜひみなさんの自身の手の素晴らしいポテンシャルを知って欲しいと思っています。

まずは自分を調整できることを実感していただき、ご家族やご友人にも触れていただきたいと思います。

私が日々患者さんから受け取っている「楽になったわ。ありがとう。」というギフト。頂戴した時の喜び、誇らしさ、幸せな気持ちを、みなさんにもぜひ味わっていただきたいです。


これが私がオンライン整体を始めるに至った経緯です。


オンラインであっても、” 丁寧に触れる ”ということを通して自分自身を労わり、あなたが大切な存在であること、体のもつ素晴らしい自在性や様々な感覚や自然治癒力を思い出す体験を、私と一緒にやってみましょう!

香りや、音や、温もりが、あなたの手がする仕事を手伝ってくれます。

自分の手を信じて、私を信頼して、一緒にくつろいでいただけたら嬉しいです。


緩和ケア専門アロマセラピスト RINA(はしづめ りな)